BookLive提供、創作プラットフォーム「Xfolio(クロスフォリオ)」、2025年度グッドデザイン賞を受賞

直感的なポートフォリオ作成機能と発見性を高める検索設計が高く評価

 TOPPANホールディングス株式会社のグループ会社である、株式会社BookLive(本社:東京都港区・代表取締役社長:淡野 正)が運営する創作プラットフォーム「Xfolio(クロスフォリオ)」は、このたび公共財団法人日本デザイン振興会が主催する「2025年度グッドデザイン賞」を受賞しました。

 「グッドデザイン賞」とは、優れたデザインの価値を「人、社会、未来を豊かにする」という視点から評価する、日本で唯一の総合的な評価・推奨の仕組みです。
 クロスフォリオはこれまで、クリエイターの皆様と、これを応援するユーザーの皆様にとって利便性の高い創作プラットフォーム環境を提供するべく、機能開発とUI/UXデザインの両軸に力を入れたサービス拡充を図ってまいりました。今回この点が評価され、グッドデザイン賞を受賞いたしました。

受賞概要

受賞サービス名:ポートフォリオ中心型プラットフォーム「クロスフォリオ」
カテゴリ:一般・公共用システム・サービス
グッドデザイン賞の紹介ページ:https://www.g-mark.org/gallery/winners/27620
プロデューサー:株式会社BookLive 執行役員・コミュニティ事業本部長 横田容啓
ディレクター:株式会社ビーラッシュ 代表取締役 笠井昭彦、Link-Uグループ株式会社 取締役グループCTO 土屋達示、株式会社デパート Direction. 河上智哉/Technical. 板鼻祐治
デザイナー:株式会社デパート Designer. モチマス ミサ、伊藤 高生、川村 真也/Engineer. 毛利 雄輝

クロスフォリオとは

 クロスフォリオは、【すべてのクリエイターに、スポットライトを。】をコンセプトに、ポートフォリオ作成からファンコミュニティ、ショップ機能、マネタイズまで、創作活動に必要な機能を自由に組み合わせて利用できるプラットフォームとして、2022年2月にサービスを開始しました。2024年9月には、個人作家向けの電子書籍配信サービス「ブリック出版」を統合し、130超の電子書店への流通・販売をサポートする「クロスフォリオ出版」を設立。さらに2025年5月には、専用SNS「Xissmie(キスミー)」をリリース、9月には既存の「イラスト」「マンガ」「小説」に加え、「動画」カテゴリを新設するなど、サービスラインナップを継続的に拡充しています。
 現在では累計会員数28万人以上※1、累計投稿作品数170万作品※2を突破し、多くのクリエイターとファンに支持される創作の拠点となっています。
 ※1…2025年8月末時点でのクロスフォリオに登録されたアカウント数。
 ※2…非公開設定、もしくは削除された作品の数を含む。

デザインの特徴

 クロスフォリオのデザインは、クリエイターが直感的に操作できる“簡易性”と、作品の世界観を余すことなく表現できる“柔軟性”を両立できるよう、情報設計やUI/UXの細部にまで配慮したデザインを行っています。
 また、クリエイターの露出が高まり、ユーザーが見たいものをすぐに見つけられるよう、導線設計と検索システムにも注力。2025年3月に特許(特許第7649266号)を取得した独自の検索機能により、クリエイターごとに体裁の異なるポートフォリオを横断的かつ明示的に検索することができ、作品の発見性を大きく高めています。

《デザインのポイント》
1.作品公開・商品販売・ファンコミュニティ運営などの多様なクリエイターのニーズに応えられること
2.新しいクリエイターや作品を「探し・繋がり・支援する」というユーザーのニーズに応えられること
3.クリエイターとユーザーのニーズを結び付け、双方がストレスなくサービス上での交流を図れること

グッドデザイン賞 審査員 評価コメント

Xfolioは、ポートフォリオを中心に作品公開・販売・ファンコミュニティ運営までを一元的に提供し、クリエイターとユーザー双方のニーズを結び付けるプラットフォームである。情報発信とマネタイズというクリエイターの課題に対し、直感的で可塑性の高いポートフォリオ作成機能や多機能を整理した情報設計を実現し、創作活動に専念できる環境を整えている。また、ユーザー側では特許取得済の色付きタグによる検索設計が新たな作品や作家を発見しやすい仕組みを生んでいる。創作の流通と支援を包括的に支える本サービスは、現在170万点以上の作品公開の場へと成長しているが、インディーズと商業の垣根が低くなるクリエイターエコノミーの時代において今後ますますの広がりが期待される。

株式会社BookLive 執行役員 コミュニティ事業本部長・クロスフォリオ事業プロデューサー 横田容啓コメント

 クロスフォリオ立ち上げの起源となった事業骨子、そこから生まれた沢山のアイデアと設計図、それを具現化するためのシステム。これらを有機的に結びつけたのは、ひとえにデザインの力だと思っています。
 クロスフォリオはクリエイターの皆さんとその作品がスポットライトを浴びるための舞台として生まれたサービスですが、同時にクロスフォリオそれ自体が我々の「作品」でもあります。今回はこのような賞を頂戴し、クロスフォリオというひとつの作品にスポットライトを当てていただいたことを、心より感謝しています。
 最後になりますが、クロスフォリオの立ち上げにご尽力いただき、今回の「受賞対象の詳細」にも名を連ねていただきました各社様には、あらためて心より御礼申し上げます。

2025年度グッドデザイン賞受賞展「GOOD DESIGN EXHIBITION 2025」展示

 本受賞に伴い、2025年11月1日(土)〜11月5日(水)の期間、東京ミッドタウンで開催される「GOOD DESIGN EXHIBITION 2025」にて、受賞作「クロスフォリオ」に関する説明動画とパネルが展示されます。

【開催概要】
・会期:2025年11月1日(土)~2025年11月5日(水) 
・時間:11:00~19:00 ※初日は13:00開場、最終日は18:00閉場
・会場:東京ミッドタウン(東京都港区赤坂9-7-1)
・主催:公益財団法人日本デザイン振興会
※入場無料・事前予約不要

グッドデザイン賞とは

 1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を継承する、日本を代表するデザインの評価とプロモーションの活動です。国内外の多くの企業や団体が参加する世界的なデザイン賞として、暮らしの質の向上を図るとともに、社会の課題やテーマの解決にデザインを活かすことを目的に、毎年実施されています。受賞のシンボルである「Gマーク」は優れたデザインの象徴として広く親しまれています。
 https://www.g-mark.org/

 今後も当社は、クロスフォリオを通して作家・クリエイターの活動を応援するとともに、より充実したサービスの提供を目指してまいります。

【創作プラットフォーム「Xfolio(クロスフォリオ)」について】
 クロスフォリオはポートフォリオを中心とした、創作を愛するすべての人のためのプラットフォームです。
 「これまでよりももっといろんな人に自分の作品を見てほしい」「たくさんの人にクリエイターとしての自分を知ってほしい」そんな想いを持つクリエイターと、「新しい作品や作家を見つけ、応援したい」という一般ユーザーをつなぐために、クロスフォリオでは多種多様な機能をご用意して、皆様の活動をサポートします。

■無料で使える!クロスフォリオの各種機能
【クリエイター向け】
・ポートフォリオの作成と閲覧
・ポートフォリオ内での商品販売(自家通販・ダウンロード販売など)
・デザインするだけですぐに販売開始できる、在庫リスクなしのオンデマンド販売
・ポートフォリオ内でのファンコミュニティ開設
・関連サービス「クロスフォリオ出版」を通じた130を超える電子書店への個人誌の配信と収益化
・クロスフォリオ専用SNS「Xissmie(キスミー)」でのリアルタイムな情報発信と交流

【一般ユーザー向け】
・好みのクリエイターや作品を探せる詳細検索機能
・各クリエイターが作成したポートフォリオと作品の閲覧
・自家通販商品やダウンロード商品など、クリエイターが販売する作品の購入
・クリエイターの最新情報を受け取って応援できるファンコミュニティへの加入
・クロスフォリオ専用SNS「Xissmie(キスミー)」でのリアルタイムな情報発信と交流

※現時点での対応カテゴリは「イラスト」「マンガ」「小説」「動画」
※売上発生時の手数料・一部有料オプション機能あり
※Xissmieへの投稿はクロスフォリオ会員のみ可能(公開投稿の閲覧は外部からも可能)

Xfolio(クロスフォリオ)URL:https://xfolio.jp/
Xissmie(キスミー)URL:https://xissmie.xfolio.jp/
【株式会社BookLiveについて】
 BookLiveは「新しい価値を創造することで、楽しいをかたちにする」を企業理念に、電子書籍ストアやマンガアプリ等の運営を通じて、読者の心を豊かにするコンテンツの提供やIPの創出を行っています。またテクノロジーが進化するなかで、クリエイターやコンテンツの価値向上を目指すと共に、新たなビジョンとして「グローバル・デジタル・エンターテイメントカンパニーへの飛躍」を掲げています。
 当社は今後もBookLiveグループの強みを活かし、様々な企業と連携することで、より良質なコンテンツを生み出し続けるエコシステムを構築していきます。
 URL: https://www.booklive.co.jp/

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