三省堂書店とBookLive、本の表紙をスマートフォンで読み込むだけで電子書籍検索や、書店員コメント、POP等が表示される新たなサービス「ヨミCam(ヨミカム)」を発表

文字入力無しで電子書籍検索、リアルと電子の橋渡しを実現。本の世界を広げ、探す楽しみも!

 株式会社 三省堂書店(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:亀井 忠雄、以下:三省堂書店)と、国内最大級約24万冊の電子書籍を取り扱う株式会社BookLive(本社:東京都台東区、代表取締役社長:淡野 正、以下:BookLive)は、三省堂書店 神保町本店にて、アプリを起動したスマートフォンやタブレットを本の表紙にかざすだけで、電子書籍を検索できることに加え、書店員のPOPや、どういった本を、どう並べるか、といった棚構成のストーリー等、様々な情報を表示することができる新たなサービス「ヨミCam」を発表します。

13122001.png


 端末やサービスの普及と共に、「持ち運びに便利」「文字を大きくできる」「家の中での置き場所に困らない」などの理由によって、気軽に電子書籍を利用する消費者が増えています。一方、"電子書籍は本が探しにくい、目当ての本が見つからない、どの本が電子書籍になっているかわからない"といった声があり、本を探す途中で購買行動を断念してしまう利用者が少なからずいると見られます。

13122002.png

 今回、BookLiveと三省堂書店が、三省堂書店 神保町本店で開始する「ヨミCam」サービスでは、ユーザーが書店店頭で自分のスマートフォンやタブレットにインストールしたアプリを使って、書籍の表紙にかざすだけで、目的の電子書籍へすぐにアクセスでき、内容確認から、レジで決済を行うためのバーコード画面に進むことができます。さらに紙と電子の価格を比較しての購入も可能となります。「ヨミCam」のサービスにより、電子書籍が探しやすくなるだけでなく、関連する書籍の情報を見ることができるなど、"本との偶然の出会い"を生み出す"ディスカバラビリティ(=発見される能力)"が向上し、従来の電子書籍の購入には無かった「本を探す楽しみ」を実現します。

 また、今回のサービス発表に合わせて、三省堂書店では、「ヨミCam」の利用促進キャンペーンとして、三省堂書店の4か所に設置された「AR」表示を、「ヨミCam」を利用して読込み、リニューアルされた三省堂書店内の各施設のご紹介映像をご覧いただいた方にBookLive!ポイント200ポイント、さらに500円以上お買い上げいただいた方の中から抽選で10名様に、電子書籍専用端末「BookLive!Reader Lideo(リディオ)」をプレゼントします。

 三省堂書店では、「ヨミCam」のサービスの導入によって、新たな来店機会の創出を実現します。今後は、作品紹介のPOPやポスター等、店内にある書籍以外の対象物にかざすことで、当該作品のベースとなった出来事や書籍といった様々な関連情報も提供していく予定です。

 両社は、今後も、紙や電子を問わず「ユーザーが最も使いやすい本の形」や「新しい本の形」を実現すべく、積極的な事業展開を行っていきます。


<「ヨミCam」の利用イメージ①> 13122003.png


<「ヨミCam」の利用イメージ②> 13122004.png

■アプリ概要
アプリ名 :    ヨミCam (ヨミカム)
配信マーケット : Googleplay
対応OS :      Android   (※iOSへの対応は現在準備中です)
料金 :      無料    


【株式会社BookLiveについて】
 BookLiveは、「新しい価値を創造することで、楽しいをかたちにする」を企業理念とし、トッパングループの電子書籍ビジネスを担う企業として設立されました。読者の利便性を最優先に、「いつでも、どこでも、だれにでも、簡単に本が読める環境」の実現を目指し、事業を展開しています。また、設立以来、業界を牽引する様々な企業と連携し、新たなビジネスモデルを創出するなど、電子書籍の新たな可能性の探求を続けています。
●電子書籍ストア「BookLive!」 http://booklive.jp/
●コーポレートサイト http://www.booklive.co.jp/
●「BookLive!Reader Lideo」ECサイト http://direct.booklive.jp/shop/contents/top/


本文中に記載されている会社名、サービス名及び製品名等は各社の登録商標または商標です。

本件に関する報道関係者の方のお問い合わせは、こちらからお願いいたします。